価値観の変化で趣味の幅が広がった ~カタブツの私が夫の趣味”ケイバ”を一緒に楽しめるようになったワケ~
こんばんは♪ たかねこです。
最近私の趣味のラインナップに加わったのが、ケイバです。
昨日も近所の競馬場に夫と2人で遊びに行ってきました。
こんな日が来るなんて、自分でも思いもよりませんでした。
10年ほど前までは競馬を毛嫌いしていましたから。。。
それはそれはお堅い家で育ったもので、賭け事全般をとんでもない悪事みたいな捉え方をしてきたのです。
だから結婚前に夫が競馬やパチンコをすると知ったとき、そこに対しては大変な嫌悪感がありました。
結婚後はパチンコには行かなくなりましたが、競馬だけはやめられないという夫。
何度もやめてくれと言いましたし、そのうち競馬禁止と言い渡しました。
今考えると私に夫の行動を制限する権利はまったくないのに、ずいぶんとひどいことを言っていたもんです。
(タバコも禁止と言っていましたっけ…)
夫は私の価値観の変化を感じ取ってか、あるときから普通に「一緒に競馬場に行かない?」と誘うようになりました。
はじめのうちは、周りの来場者たちを偏見の目で見ていましたね。
中年以上の男性ばかりですし、お世辞にも清潔感溢れる装いには見えませんでしたし…
そのときはまだレースを見にいっているというより競馬場の雰囲気を確認しに行っていたようなもので、毎回ソワソワしていました。
馬はかわいいけど、う~ん…
ここ数年は無観客レースとなり、私が競馬場に行く機会はありませんでした。
最近になって普通に入れるようになり、夫に誘われるがままに行ってみると競馬が楽しいレクリエーションに変わっていました。
もちろん競馬場や来場客、競馬という娯楽そのものがガラッと変わったわけではありません。
私の見方、捉え方が変化したのです。
大きな変化のひとつには、お金の価値を自分より上に置かなくなったことが挙げられます。
そしてもうひとつは、目の前のこと、自分のことに集中するようになったこと。
なぜそこまで競馬を悪者にしていたのか。
→大事なお金を何のためにもならない遊びに使うのは、お金をドブに捨てるようなものだと思っていた。そもそも遊びは”悪”といった観念をどこかに根強くもっていた。
なぜそんなに周りの来場客に目を向けていたのか。
→自分が周りから異質なものとして見られているのではないかと気にしていた。
お金は私を楽しませるためにあるもの。
人はみんな自分のことに精一杯で、私に注意を向けていない。
だから私も自分のことに集中していればいい。
繰り返しになりますが、ここ2~3年でそんな風に私の考え方が変化していたのです。
おかげで競馬に対する偏見が無くなりました。
素直に「へぇ~、どうやって遊ぶの?」と聞ける姿勢ができ、やっと競馬の楽しみ方を知ることができました。
賭けるといっても1レース300円ぐらいのものです。
2人でビールが飲めるくらいに儲けがでたらいいね。
そんな程度です。
そのうち、推しの子(馬)やジョッキーが現れたらもっと楽しめるでしょう。
今年の秋、私たち夫婦は結婚20周年を迎えます。
つくづく思うのは、パートナーシップとはいろんな出来事を乗り越えつつ時間をかけて育てていくものということ。
その過程で、少しずつ自分と相手への理解を深めていくのかもしれない。
競馬の楽しみを知ることで、また一つ夫を理解できたような気がしています。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました(*^^*)