”気づき”部~アラフィー女子から気づきのおすそ分け~

たかねこと申します。のんびり暮らしから得た”気づき”のシェアをしています(^_^)

ペーパードライバー歴22年から運転好きへ ~ からの、モノを大切にしようと思った気づき

こんにちは♪ たかねこです。

 

車の運転は好きですか?

絵を描いたり本を読んだりするのと同じように、私にとっては運転が楽しみの一つです。

必要に迫られて運転しているという友人が多く、ちょっと残念。

 

今だからそんなことをいっていますが、実は22年間ペーパードライバーでした。

免許を取得したのは27歳の時。

当時の夫に「駐禁取られたときに俺の点数を減点されたくないから、免許をとっておいてくれ」と言われて…

そのときは冗談だと思いたかったのですが、案外本気で言っていたのかもしれません。

だから、元夫が乗る車に合わせてマニュアル車で免許を取得しました。

 

それまで免許を取得しなかったのは、それこそ必要がなかったこともありますが、危ないから、事故が怖いからというのが大きな理由でした。

 

それに、私たちが若いころの教習所の教官ときたら、教習生をストレスのはけ口にしているのではないかと疑いたくなるような教え方の人が多かったですしね。

わざわざ嫌な思いをしてまで、運転免許なぞ欲しくなかった。

 

免許を取得した当時に住んでいたところがとても交通量の多い場所で、結局怖くて運転できませんでした。

元夫の車はごついスポーツタイプで、車自体も運転しづらかったですしね。

 

自分の減点を逃れるために私に免許を取らせた前の夫とはちゃっちゃと離婚して、今の夫と再婚しました。

現夫は男性にしては大変めずらしく車が嫌いです。

なので、運転免許を持っていません。

というか「オレは何の免許も資格も持ってない」というのが夫の自慢です(^_^;)

 

「車なんか要らないよねー」と意気投合して、どこに行くにも電車か自転車か徒歩。

それで何の支障もありませんでした。

だったのですが、若い友人が免許もないのに車を購入しようとしているというチャレンジを知り、私の中の何かが呼び起されました。

 

危ないから

怖いから

それは、子どもの頃からずっと親からかけられてきた注意(呪い)の言葉でした。

 

実は、小さいころから車を運転する夢を何度も何度も見ていました。

本当は、自分の意のままに何かを操縦したいという気持ちを、強く強く持ち続けていたことに気づいたのです。

 

これから免許を取るのに先に車を買うなんて、やるなぁ~。

そう思ったら、私も本当は運転したかったのに我慢してきたことを思い出しちゃったんですねー。

 

でも、何せペーパー歴22年です。

もう鍵を解錠するところからしてわかりません。

そこで、家まで来てくれる出張教習をお願いしました。

 

その先生がまたいい方でして、教習生をおだてて伸ばしてくれるタイプです。

車を動かすやり方だけでなく運転の楽しさを教えてくれました。

そのときはマイカーがないので先生の車での教習。

近くのイオンなら私でも車で行ける♪

そんな自信が付きました。

 

ドライビングコンシェルジュの増田さん

ペーパードライバー講習なら東京都のドライビングコンシェルジュへ

ありがとうございました!

 

運転が楽しくなっちゃったら、自分の車が欲しくなるってもんです。

教習を受けて4ヶ月後に、まずはホームセンターで初心者マークを購入。

その翌日には、夫に「この辺の中古車屋さんに見に行きたい」と言っていました。

私の「見に行きたい」は「買いますよ」と同義なことは夫もよくわかっています。

電車の便のいい中古車屋さんをあたり、2件目でpassoちゃんに出会いました。

 

大きさも手ごろ、お値段も手ごろ。

「コレにします!」と即決でした。

納車の日は、どうにかこうにか事故を起こさずにお店から帰ってきた、といった感じです。

 

狭いコインパーキングで前の角を凹ませたり、自宅の駐車場で後ろをこすったり、バック駐車が怖くて乗れなくなった時期もありました。

あれから1年半が経ち、passoちゃんはすっかり私の相棒です。

 

これまで電車で通っていたジャズバンドの練習に、重たい楽器を担いで歩く必要がなくなりました。

大きな公園や木立に囲まれたカフェなど、魅力的だけど不便な場所にも行けるようになりました。

「同じ市内、県内にこんな場所があったんだぁ」と、新たな発見がありました。

そして、車があったからこそ参加できたり開催できたイベントもあります。

車は、見える世界を広げてくれますね。

 

加速も減速も遅い、キズもへこみもある(というか私が作った)。

上り坂では、大きくうなり声をあげます。

それでも、まだまだこの先もあのpassoに乗っていたいです。

 

車で出かける都度、ウインドウやミラー、ボディを拭いてから乗ります。

(色々試して、車の掃除にはドイツのフキン(厚手)が最適だと思っています。)

車自身も、きっとキレイな方が気持ちがいいでしょう。

そんなわけで、車で出かけるときは掃除の分少し早く家を出るようにしています。

 

でも、同じマンション内の駐車場でそんなことをしている人は誰もいないようです。

「あの人また車拭いてる」って思われていそう…

 

そして中に乗り込んだら「今日は〇〇に行きます。passoちゃんヨロシクね~」と声をかけます。

目的地についたら「無事に着きました。passoちゃんありがとう」と言い、自宅マンションの駐車場に車を入れたら「passoちゃん今日もありがとう!楽しかったよ~」と、いちいち話しかけるのが習慣となっています。

ますます変な人…???

 

車はタダの道具、モノでしかないかもしれない。

それでも、大事にしている気持ちは伝わっているような気がしてなりません。

 

ここまで書き綴ってきてハタと気づきました。

運転が好きだから、つい車には大切にしたい気持ちを向けています。

でも、お茶碗でもテーブルでもパソコンでも、毎日手に触れるモノたちにも愛情を注いだらいいよね。

私が「コレがいい」と決めてウチに来てもらったモノたちなのですから。

 

すべての物に神が宿るといいます。

それぞれの神様と仲良くできたらいいなぁ。

 

今日のお絵かき

この絵をステッカーにして車に貼ろうと考えています
みーちゃんのステッカーも作って♪
 

 f:id:takanenoneko:20220330124036j:plainByみーちゃん

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました(*^^*)